知っておきたい採用管理の基礎知識

採用管理について知りたいことをまとめました


知っておきたい採用管理の基礎知識

採用管理のシステムを正しく理解しよう

会社の人材を集め、適材適所に配置するのは、人事担当者の最も大切な業務ですが、ここ数年来、労働人口の減少が顕著であり、新規採用枠を埋めるのにも四苦八苦しているのが現状です。その原因は様々ですが、一つの要因としては少子高齢化があげられます。さらに、人口の減少に追い討ちをかけるように、若年層の仕事に対する考え方の変化も見逃せないポイントです。これまでは、会社を第一に考えるのが美徳とされていましたが、最近では、正社員になれなくても、楽をして生活をしたいという若者が増えており、このことも新規採用が減少する原因の一つになっているのです。こうした厳しい環境の中、新規採用だけでは要因不足は解消できないことから、中途採用枠の拡大を目論む会社も増えており、採用管理を担う人事担当者の業務繁忙は、その度合いを増すばかりなのです。

採用管理システムを正しく理解することの必要性

人事担当者の業務繁忙の度合いが増し過ぎてしまうと、新たに雇用した社員の「質」が低下してしまう事態に陥ります。本来、人事担当者は、中・長期的な視点で、採用計画を策定した上で、その年度の採用基準や育成方針を固めていきます。そこには、前年度までに評価・反省が活かされるといった、サイクルが確立されているのですが、新規採用枠が埋まらなかったり、せっかく雇用しても、早期退職されてしまうと、人事担当者は、年中、募集と雇用の事務を繰り返すばかりで、評価・反省を行い、次に繋がる仕事ができなくなります。そこで、採用事務のシステム化が導入されてくるのですが、単に事務の効率化が目的であったものが、最近では、そこに蓄積されたデータを分析し活用する考え方が出てきていますので、まずは、システムを正しく理解することが大切です。

採用管理システムの進化がもたらすメリットとは

従来のシステムの概要では、会社の求人広告に対して応募してきた求職者の、経歴などを社内LANなどに構築したシステムに集積し、その後の選考試験の実施状況や結果、内定通知の発出状況を一括管理するものでした。これによって、各プロセスによる事務遅延や、応募者に対する通知の遅れや漏れを防ぐのが大きな目的でしたが、これでは、その後の採用業務に評価・反省を活かすことができません。そこで、システムを進化させ、入社後の研修の実施状況や業績を組み入れることで、優秀な社員はどの媒体を通じて応募してきたのか、また、現在の研修が社員の業績向上に役立っているのか等を詳細に分析することが可能となったのです。こういった分析結果を用いることで、より確実な採用基準や育成方針を策定することができますから、会社は高い確率で優秀な人材を確保できるのです。